拝啓 10年前の自分へ
おめでとう、君は確かこの前の定期演奏会で部活を引退したはずだ。これからは10月にやる学祭で、部活とは違う最後の花火を打ち上げてから、受験勉強に本腰をいれようとしているのではないだろうか。
その結果どうなったかは、まぁここで言っても仕方ないだろう。とりあえず君がこの定期演奏会を機に一度置いた楽器を、未だに続けられてはいる。
さて、君は今楽器以外に何をしているだろうか。きっと厨二病を高度に拗らせた形で君が心服していた福○晴敏や伊藤○劃の文体チックに色々な怪文書を書いて、インターネットで知り合った仲間たちとサークル的な組織を作ってお互いに読み回しているのではないだろうか。おや図星かい、当然だろう。よく覚えているからな。
まぁ10年後の君も(人が見ることを殆ど想定していないとはいえ)こういう形で怪文書文章をしたためているのだから、10年後の8月が終わっても君はそれほど変わっていない。そこは安心(?)してほしい。
え、なんで10年後の君がこういう文章をしたためてるのかって? 今すぐZONEの「secret base~君がくれたもの~」を聞け。察しろ。
……10年色々あったが結局なんも変わっちゃいないんだなと振り返りながら、こうして夏はおわっていくのです。しかしこう見るとものすごい暴露だな